先輩スタッフの声Voice

すでにファッション業界で30年以上のキャリアになります。
若い人たちの知恵袋のような存在になって、一緒に楽しんでいきたいですね。
H.T(営業、キャリア採用)

若い人たちが自由に表現できる環境をつくりたい

営業マンとして婦人服メーカーさんなどにP下といってプリント下地素材の提案、販売を担当しています。今年ですでにファッション業界で32年目になりますが、以前はP下だけではなく服地全般を扱っている会社にいました。今では素材専門として、今シーズン展開したい素材や柄の提案をしています。この仕事で必要になる提案力というのは総合力なので、これまでの経験が大いにいかされていると思います。
ルージュ・ブランは大阪の会社ですが、お客さまの大半は東京なので大阪と東京を行ったり来たりの生活です。動き回ることやいろいろな人に接することが好きなので、今の立ち位置には満足しています。
この世界に興味を持ったきっかけは、学生のころのDCブランドブームです。大学は文系なのでファッション業界とは全く無関係でしたが、もとから興味のあったファッションについて今度は作る側に回ってみたいという思いに従う形で、この世界に入りました。
そこからかれこれ30年以上になると、今や娘と同世代のデザイナーと接することも多くなりました。ベテランだからといってあまりうるさく言うと制約が多くなってしまって提案しづらくなるので、そこはできるだけ自由にものづくりをしてもらえるような環境づくりに努めています。
おかげさまで若い人たちから頼られることも多くなりました。せっかくなので「生きたお手本」として知恵袋のような存在になっていたいと思いますね。そんな知恵袋がいる会社なので、この世界でどんどん吸収していきたいと思う人にとっては勉強し放題ですよ(笑)

この時代に新たな成長を目指す会社に共感

一口に素材といっても、それはもうたくさんの種類があります。その中でもプリントというのは柄物なので、その服を選ぶ人、着る人の気持ちを楽しくする力があります。色によって着ている人の気分は変わりますし、ファッションにはそんな力があると思っています。インクジェットの技術もあって今はやりたいことが何でもできるようになっている時代です、それだけに「何を表現するか」がとても重要なんだと思いますね。
ルージュ・ブランは東京に進出をして、そこには製品部隊がいます。ファッション業界全体としては市場が緩やかな縮小傾向にあるのですが、そんな中で製品部隊をつくって事業を成長させていこうという気概のある会社です。私自身もそこに共感しているので、力になりたいという思いを持っています。そこにファッションの好きな若い人たちが加わり、新しい提案をしていく活気が生まれるというのは見ていて私も楽しくなります。ブレーキをかけないといけない立場ではありますが、自分も一緒に自由に楽しんでいけるような職場にしたいですね。

華やかなファッション業界をささえる、裏方の仕事。
そこにある真髄にこそ、仕事の面白さがあります。
K.M(企画・営業、キャリア採用)

プリント生地製作という奥の深い世界

私が担当している企画・営業という仕事を一言で表現すると「お客さまからプリントの依頼をいただいて、プリント生地で納める」となります。プリントでは絵柄を使いますが、その絵柄には必ず何らかの意図が込められています。その意図を正確にくみ取って表現するのが私の仕事で、腕の見せ所でもあると思います。
私自身、もともとはプリント専業メーカーで企画マンとして28年間勤めていました。今ではそれに営業という業務が加わっているという感じです。
これには奥の深いところがあって、お客さまからいただいたデザイン案をそのまま工場でプリントしても、簡単に思い通りにはならないんです。それはなぜかというと、絵に込められた意図を理解していないからです。これを防ぐためには、最初の段階で「どう表現したいか」「何を伝えたいか」という意図を可能な限り正確に理解するように努めています。こうなると経験がものをいう世界になってくるわけですが、それだけにキャリアアップしていくとプロとして活躍の幅は広くなっていくと思います。
皆さんのご想像のとおり、高級ブランドになるほどこだわりが強いので、こうしたスキルが高いレベルで求められます。つまり腕を磨くほど、取引先のレベルが上がっていくということでもあります。

華やかな業界をささえる地味な世界の面白さ

お客さまの意図をいかに正確に表現するかというプロの仕事だけに、それがバチッと決まった時の喜びは大きいです。それだけに好奇心や探求心のある人に向いている仕事だと思います。ある意味ではオタクでもいいんじゃないかとも思います。
しかし、だからといってオタクというだけでは単なるこだわりで終わってしまうので、いかに正確に意図をくみ取るかという部分でコミュニケーション能力が求められます。もちろんどのスキルも仕事をつづけていくうちに身についていくものなので、今はそんなことできそうにないと思っていても心配はいりません。
この世界を志している人は多いと思いますが、その人たちにお伝えしたいのは地味な部分の大切さです。ファッション業界なので華やかな世界を想像しがちだと思いますが、その裏には生地や染めといったなかなか地味な作業があります。それをおろそかにしないからこそ、華やかな世界があるわけです。自分の仕事が華やかなファッション業界をささえているという意識をもって仕事に取り組めば、その面白さもきっと実感できるはずです。

介護という全くの異業種からファッション業界へ転職。
事務の経験もゼロでしたが何でも聞いて大丈夫という雰囲気に助けられています。
N.K(事務担当、キャリア採用)

転職を契機に、もとからあったファッション業界への興味を実現

大阪の本社で伝票入力や出荷の手配、電話対応など事務系全般を担当しています。前職は今の仕事と全く異なる、介護の仕事をしていました。そこでは介護福祉士として8年のキャリアがあるのですが、体力的な不安や勤務体系が不規則でワークライフバランスの問題もあったので、ごく普通に働ける職場を求めてルージュ・ブランに入社しました。
もちろん事務職といってもどんな業種でもいいということではなく、もとからあったファッション業界への興味を実現する意味もあって、服飾に関係のある会社がいいなと思っていました。介護の仕事を選ぶときにも服飾の道も少し考えていたので、今回の転職ではその思いも同時に実現しました。ただし、ファッション業界に興味があったとはいえ生地という世界があることは知らなかったので、今回それを初めて聞いた時には面白そうな会社だと思いました。

工場の動画を見せてくれて業務のイメージがわきました

自社製品の部署を東京に設けるなど、ルージュ・ブランは会社として勝負に出ている時期です。そんな時期に入社したのも何かの縁なので、そのための力になっていきたいという強い思いを持っています。そう思わせてくれるような社長の考えや会社の動きがあるというのも、素敵なことですよね。事務の経験はないに等しいですが、自分を雇ってよかったと思ってもらえるような働きをしていきたいですね。
ムダがなく皆さんテキパキと動いているというのは、社内にいて感じる会社の雰囲気です。だからといって冷たい感じでもなく、「サクサクと仕事が進んでいく」という感じでしょうか。分からないことを聞いても嫌な顔せず教えてくれますし、私が普段見ることのない工場の様子を動画で撮ってきてくれて見せてくれたりするので、そのおかげで業務のイメージもわきやすくて助かっています。
私のように全くの異業種から何も分からない状態から入社しても、今のように仕事ができているので、知識がない、経験がないということで不安を感じることはないと思います。何でも聞いて大丈夫という雰囲気があるので、少しでもこの世界に興味があるという方は、安心してチャレンジしてみてほしいと思います。